2013.1.30

スピード復旧成功しました★★★★★

成功事例2 突然アクセスできなくなったRAID5構成IBMサーバーからのデータ復旧

お客様からの症状

IBMのサーバ　X225を使用しています。

普段は10数台のPCで共用していてエクセル、ワードや写真、経理データなど各部署で使用している各種重要データが入っていました。
週末までは普通に使えていたのですが、月曜日に出社して使用する時に止まっている事に気付きました。サーバ　X225を再起動してもアクセスできない状態で、英語で「ディスクを入れてください」という様な内容のメッセージが表示されます。
取引のある業者にも見てもらいましたが、HDDが故障していて交換が必要と言われてしまいました。

機器自体は代替えのサーバーがあるので、そちらを使ってある程度の業務復帰はなんとかできているものの、中のデータは絶対に必要なものなので何とか復旧をお願いします。

診断内容

73.4GB　SCSI接続のHDD3台でRAID5構成のWindows Server2003　IBM X225でした。
今回はSCSIでしたので専用の機材にて3台全てのHDDのチェックを行いました。
お客様からの状況説明にもありましたが、HDDに物理障害がみられた。
具体的にはHDD内のプラッターに重度の損傷が見られ診断自体も長期化する恐れがありました。
その時点での状況をお客様にご説明、ご理解をいただき診断続行となりました。
実際には予定よりも早く復旧の見込みがたち、お客様にお伝えする事ができました。

復旧結果

IBM　X225から80%以上のデータ復旧に成功し、お客様のご要望データはほぼ全て取得する事ができました。

専門スタッフの対応・コメント

HDDのプラッターの損傷がひどく、診断・復旧作業ともに長期化になる恐れがありましたが、お客様は多少時間がかかってでも確実にデータ復旧をして欲しいという事でした。
この様な状況で、なおかつお客様の必要データもエクセル・ワード・写真・会計データと多岐に及んでいたので、データ復旧のメドがたってからもお客様にはしっかりとご説明し、ご確認いただきました。
結果、IBM　X225からご要望のほぼ全てのデータ復旧ができ、お客様からは“ありがとうございました”というお言葉を頂戴しました。お客様からのこの様なお言葉は大変励みになります。

今回はサーバー機、RAID構成、SCSI、物理障害という状況の下で長期復旧になる事も考えられましたが、その中でもお客様に対して最良の方法をご提案させていただきご満足いただく事ができました。今回と同様のケースでお困りの方がいらっしゃいましたら、ご事情を踏まえご案内いたしますので、まずはお問い合わせください。

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